【2019】ぬむるす瑞典狂騒詩 3日目(1)

10月26日 曇り、時々小雨

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けっこう落書きが多いGöteborg

 7:20起床。寝たのが遅かったのと、身体の痛みであまり寝た気がしませんでした。Helsink Vantaa空港で走り回ったのが地味に影響して、右腕が筋肉痛です。ある程度荷物を詰めて、顔を洗って、8時ごろ食堂へ。宿泊客の女性から、TVのチャンネルの替え方をスウェーデン語で聴かれるが、英語で聞かれたところでも分かるはずもなく(汗)。結局ホステルの人に聞いて解決したけど、みなさんアジアンにもう少し優しくして欲しいです。

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本日の朝食

 身支度を調えて、9時半頃にチェックアウト。Göteborg中央駅に向かいました。Stockholm行きの列車に乗るまで余裕があったので、駅をウロウロして写真撮影。スウェーデンのコンビニPressbyrånで水を買った時、表示されていた値段より1SEK高く請求されたので、戸惑っていると、「デポジットを取っている」と言われ、この国ではペットボトルや缶からデポジットを取って、リサイクルすると返金する制度があったことを思い出しました。ここの店員は観光客に慣れているのか、はじめから英語で話してくれました。

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Göteborg中央駅

 Göteborg - Uppsala間の移動は飛行機か電車かで悩んだのですが、現地人から電車の方が良いと勧められました。飛行時間は1時間程度、列車の移動時間は5時間弱です。しかし、どちらの駅も市の中心部にありますし、市内ー空港の移動が省かれるので、結局は移動時間はあまり変わらないような気がします。加えて、飛行機を利用するより割安だったので、一等車を取ってみました。

 席広いです。お菓子とコーヒーがタダです。チケット購入時に予約をすれば、食べ物も用意してくれます(食堂車に行けば予約なしでも買えます)。あと列車のwi-fiは快適だったので、退屈せずに済みました。近くに居た女性グループがうるさかったのが玉に瑕でしたが、これは運としか。こちらでも、人前でメイクする人居るんだな・・・。改札が来なかったので、ちょっと不安になりましたけど、最後まで来ませんでした。いいのか?

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飲み放題食べ放題

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車窓から見るStockholm市庁舎

 午後1時半過ぎにStockholmに到着。ここでUppsala行きの列車に乗り換えですが、お昼を食べるために2時間ほど時間を取りました。ハンバーガーやアジアンフードやサンドウィッチ等ありましたが、あまり高くなく、座ってゆっくりできそうなUrban Deliというレストランを選びました。ヴェジタブル・カレーとカフェオレを頼みました。ココナッツ風味のヴェジカレーの具のメインが、食べたことのない野菜?だったので、ちょっと困りましたが、残すほどまずいものでもなかったので完食しました。あれ、なんだったんだろう?見た目はショウガで、食感はゴボウとサツマイモの中間、繊維すごいです。旨みはあまりありませんでした。後で調べて、おそらく菊芋だったのでは?と思いました。

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謎カレー(ごはんなし)

 15:32発Uppsala行きの列車へ。こちらは静かで、改札もちゃんと来ました。

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Uppsala到着

 4時過ぎにUppsala到着。寒い。こちらの宿、Vandrarhem Uppsala Centralstationは2012年にも泊まったことがあったので、迷わず行けました。フロントで「私、日本語を勉強してます」と若いおねーさんに日本語で話しかけられました。この街にはUppsala大学という北欧最古の大学があります。その学生がアルバイトでフロントに立ってるのかなーと想像すると和みました(^^)。

 facebook経由で、すでにバンドが本日の会場Katalinに入っているのは知っていたので、覗きに行ってみました。Uppsalaはここ数年再開発が続いているのですが、Katalinの向かいにも知らない建物が建っていたのには驚きました。会場の中を覗きつつウロウロしていると、Johnnyさんが気がついてくれて、中に入れてくれました。

 本日のサウンドエンジニアは、The Flower KingsでもSEを務めるMichaさん。(ミシャ、と聞こえました。)曲を演奏したり、止まったり、誰かがステージから降りて音を確認したり。ThomssonとAntonがいちいちAbbath*1みたいなガニ股アクションを決めるのが面白かったな(^^;)。リハが終わって、バンドの皆さんは夕食を食べに行くというので、私はホステルに帰ることにしました。別れる間際に、Hasseにおみやげ第2弾のDECOチョコを渡しました。これでかなり気が楽になりました。

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リハーサル中

 ホステルに帰る前に、近くのHemköpで水を買いました。Göteborgでは炭酸水はあまり見かけなかったのですが、こちらではむしろ炭酸水Ramlösaばかり。ホステルに帰り、Göteborgのホステルのブッフェから持ってきたパンをかじりながら、準備色々。あぁ体中痛いなぁ・・・。

 開演は9時でしたが、8時頃会場に入りました。ここは入場する時のチェックが厳しいので、Göteborgのようにカバンを持って入ることができませんでした。クロークで荷物を預けようとしている時にCalleさん(前回参照)とその家族に会いました。残念ながら、Calleさんは数年前に奥様を亡くされたのですが、新しいガールフレンドを紹介されたので、内心「強い・・・」と思いました。日本人とは価値観が違うし、悪いことではないと思います。

 今回のライブ、前回のように誰かと夕食を摂る機会もないし、見知った人も居なかったので、チェコビールを飲みながらまったりと開演を待ちました。

 

 続きます。

*1:ノルウェーブラックメタルミュージシャン。現Abbath、元Immortal。こんな人