ラスベガスでの食事(長文)

8月14日から23日まで、アメリカのラスベガスへ行きました。メインイベントはPsycho Las Vegas *1というヘヴィ・ロック系のフェスでした。オリジナルメンバーによるMisfitsが一番の目玉だったかと思いますが、私たちの目当てはフィンランドのプリミティヴ・ブラックメタルのOranssi Pazuzuでした。しかし、空港へ行くバスに乗っている時に彼らのキャンセルを知るという悲劇に見舞われました…(ノД`)。他にもキャンセルしたバンドがいたので、「くっそー全部トランプのせいだ」と八つ当たりしてました。他にも色々ありましたけど、それはいずれ気が向いたら。良かったのはClutch、Uncle Acid & the Deadbees、Arthur BrownとTriumph of Death。ようやくGodspeed You! Black Emperorが見られたのも嬉しかったです。

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Arthur Brownがメッチャクチャ元気でびっくりした…

せっかく手続きが面倒なアメリカまで来たので、途中1泊2日でグランドサークル(パウエル湖 →ホースシューベンド →アンテロープキャニオン →モニュメントバレー →グランドキャニオン →セリグマン)を回るオプショナルツアーに参加しました。これが本当に素晴らしくて超お勧め。ガイドにも恵まれ、ファビュラスな光景を楽しむことが出来ました。グランドサークルの写真はこちら

お世話になったツアーはここです。(ハリケーンが追加されて、1日目の順番が変更されていますが)

tabinaka.co.jp

さて、アメリカの食事は「量はすごいけど…」と、あまり評判が良くありません。もちろん高いお金を出せばおいしいものが食べられますが、殆どの旅行者はジャンクフードで済ましてしまうことが多いのではないでしょうか。私も今まで何度かアメリカ旅行をしたことがありますが、大体ショッピングモールのフードコートか、テイクアウトできる中華とか、安い物で済ませてきました。(例外はシカゴのDeep Dish Pizza。あれはまた食べたい!)

今回は「高級でもないけど、ジャンクでもない」場所で食べることが多かったです。そして、なかなか美味なビールにありつけました。現在アメリカでもクラフトビールブームらしく、店舗で飲む生ビールもコンビニで買う缶ビールも、バドとかクアーズだけじゃないんだぜ。

とはいえ、食事にかかる税金に加えてウェイターへのチップ(会計の18〜22%)を含むと、毎回4〜5,000円払うことになりましたので、現在の日本人の感覚で言えば決して「安い」とは言えません。食事にお金を掛けられたのは、ラスベガスの宿泊費が比較的安く済んだことと、私たちがカジノやショッピングにまったく興味がないことの2つが大きかったかもしれません(^^;)。

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ではお勧めのお店を日程順にリストアップしていきます。特にお勧めなお店には★印を付けました。ラスベガスはなぜかアイリッシュバー、イタリアン(ピザ)、ハンバーガーのお店が多いのですけど、その理由は分かりません。他はケイジャン料理かな。新フォーコーナー*2周辺のお店に集中しているのは、フェスの会場がMandalay Bayで、私たちが泊まったホテルがExcaliburだったからです。

◎08/14 Shake Shackハンバーガー)ハンバーガーは勿論、ハウスビールのShackmeister Aleがおすすめ。

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日本にも出店してるらしいです

◎08/15 Mandalay PlaceのRiRaアイリッシュバー)とても楽しいウェイトレスに何度も挨拶される(^^;)。

◎08/16 Mandalay PlaceのSlice of Vegas(ピザ)クラフトビールの種類がとにかく豊富。ピザも美味しかったよ。

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ピザ一皿、サラダ一皿を二人でシェアしてお腹いっぱい

◎08/17 DelanoのDella’s Kitchen(カフェ) パンケーキおいしい。コーヒーのおかわり自由。

◎08/18 ★MGM GrandのPUB 1842(ビアバー) サラダもハンバーガーもクオリティ高い!ビールの種類も多彩。

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パテがなめらかで柔らかく、日本人好みだと思う

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トッピングのキャラメルカシューナッツがGJだった

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日本の看板はにっこり笑ってたりしますけど ^^;

◎08/19 昼食:★Nine Fine Irishmenアイリッシュバー)とにかくチキンポッドパイを食え。日本人にも子供にも優しい味。でも量が多いからシェアしてね。

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店内の雰囲気もグー

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トマトクリームソースが優しい

   夕食:Cabo Wabo Cantina(メキシカン)Sammy Hagarのレストラン。噴水ショーで有名なBellagioの向かい。Red Head Pintを飲まざるを得ない。店内はSammyの写真やディスク、ギターなど展示されている。

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Vinnie Paulの写真見た時はちょっと泣いた
◎08/20-21 (グランドサークルに遠征)

◎08/22 昼食:Fashion Show MallにあるMaggiano’s Little Italy(イタリアン)ランチセットが日本人にとって程よい量。味もグー。

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ちょうどよいが嬉しい。もちろん味も。

   夕食:★Yard House(ビアバー)とにかくビールの種類が多すぎて選ぶのに困る、ビール好きのパラダイス。日本の居酒屋のように端末で注文することもできるよ。House White Aleが美味すぎて震えた。(いい写真がなくて申し訳ない)

 今回、何度もレストランに入ったことで、あまり馴染みがなかったアメリカのレストランのシステムが分かるようになりました。

まず、外に立ってる人に声を掛けて、人数や希望の席(窓際がいいとかカウンターがいいとか)を言う。案内されて席に着くと、違う人がメニューや水を持ってきます(水は頼まないと来ない時もあるけど、日本と同様で無料)。その人が「担当者」です。日本だと、何か頼みたい時はその辺を歩いてる店員に声を掛けますが、それはNGで、担当者にオーダーするのが決まりのようです。担当者はできるだけオーダーを引き出そう、なにかあったらすぐ対応できるよう、頻繁に声を掛けてきます。それには「Yeah, OK, good!」とかニコニコ返せばいいんですが、営業圧力に負けて、追加オーダーしないように気をつけましょう。やっぱりアメリカ、一皿の量は多いです(^^;)。余った食事はテイクアウトできるのはいいですね。

前にも書きましたが、チップは会計の18〜22%が相場です。外税で20%取られると思ってください。でもきちんと対応してくれた給仕にはケチらず払いましょうね。この辺のルールは、こちらの記事が詳しいです。

 

(おまけ)
ライブが終わった頃には、レストランは閉店しています。なのでホテル内のコンビニでつまめる物とビールを買って、部屋で食べました。その時に飲んだ缶ビールでは、Sierra Nevada Pale AleとBallast Pointがよかったです。特に後者は、深海魚好きにはたまらないデザイン。数年前の私だったら、缶を持ち帰ってたな〜。

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Ballast Point。イラストの魚はニジカジカらしい。

 

*1:注釈:すでに2020年版になってますけど・・・。当日のラインナップはここ見てください

*2:ラスベガスのエリアについてはこちらの記事を参照。

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