【2026】ぐるぐる鳴門旅行記 3日目

7月18日 最終日

 

ビューテフォー

ホテルの敷地内に教会っぽい建物があった。結婚式用かな

バルコニーから穏やかな海を眺める。素晴らしい2日間だった。

朝ご飯。和洋バイキングで、チーズオムレツを焼いてもらった


チェックアウトした後、バスで鳴門駅まで行ってみた。

鳴門海峡の渦潮 なると金時のまち

しぶ的には、駅周辺で昼食を取る予定だったのだが、想像以上になにもなかった(^^;)。とりあえずググってみたところ、山田五郎のYouTube(ワダさん版後編)で紹介されていた寿司屋が徒歩圏にあるのが分かったので、ダメ元で行ってみた。

来た

www.naruto-mon.jp

予約なしだったが、行ってみたら入れたのでラッキーだった。開店直後だったのが良かったのかもしれない。どの握りも新鮮なネタに、繊細な手仕事が感じられておいしかった。

ポンパドールが決まっている店主

おまかせのネタ

お任せのネタ(メモできた限りで)
赤海老 さわら(多分) はも もんごいか ぼうぜ(イボダイ) あなご ふぐ
(おまけ)すずき (追加)たこ まぐろ

 

鳴戸駅に戻って、タクシーで空港へ向かった。ドライバーのおじさんがいろんな話をしてくれた。
・渦潮の観光船は大きい方がいいよ。
・大塚国際美術館では、有名人が結婚式挙げたり、将棋の対局をやったりしてるんだよー。(たしかに館内で、白鵬の結婚式の写真を見かけた。奥様が徳島県出身だそうだ)
・コロナ禍がホテルを直撃。経営陣が変わって、ほとんどのホテルの名前が変わってしまった(そうだ。私はちゃんと調べてない。)
・阿波踊りのイベント(8月中旬)にあわせて、道路の雑草がキレイに刈り込まれる。今はまだ途中。
・「ギンギン虫」(コガネムシ)という言葉を初めて聞いた。西日本の方言なのか?

 

空港。躍動感溢れる阿波踊りの群像

エスカレーター横の壁。これも陶板

空港でお土産を買ったりビールを飲んだり。徳島のクラフトビールはレベル高いね。鳴門市は、橋を渡った隣が淡路島という位置だ。鳴戸特産のワカメやサツマイモ以外にも、淡路のタマネギを生かしたお土産も多かった。空港にいくつか飲食店が入っていたので、こっちで昼食を食べても良かったな。

今日のビール:ARATAE ALE ファインドライ

徳島から羽田、そして品川から茨城の真ん中ら辺まで特急に乗って帰宅。ほとんど寝ていた。

 

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旅から帰って数日後の7月22日、山田氏の死去が彼のYouTubeで公表された。闘病していたことは知っていたけれど、本当にショックだった。好きなミュージシャンが亡くなって泣いたことは何度かあったが、音楽以外の、文化人的な人が亡くなって衝撃を受けたことは初めてだった。

コロナ禍をきっかけに爆発的に増えたYouTubeチャンネル。私の場合、最初はインド屋台のレポート「今日ヤバイ奴に会った」しか観ていなかったのだけど、そのうちいくつかのメイクアップアーティストの動画(政治とか科学とか関係ないテーマだから気楽に観られる)と在日外国人の動画2つ(なぜか両方ともフランス人)、そして山田氏の「山田五郎 オトナの教養講座」を観るようになった。

私は西洋の19世紀末のアートや建築が好物で、前述した通り象徴主義と呼ばれる絵画が特に大好きだ。日本で人気の印象主義や、もっと現代的なピカソとかダリの絵は興味深いとは思うけど、好物かと問われれば違う。それ以前のバロックとかロココ美術はよく分からない。王族の肖像画を見たって楽しくないが、ゴヤの絵だけは何となく刺さった。

そんな偏食な私でも、氏の解説はどの作品も面白かった。「俺たちのドガ」とか「マネ先輩」とか、チャンネル独自の文脈で鑑賞したら、いままでぼんやりしていた絵画の背景や、画家の性癖(笑)などが透けて見えるようになってきた。それまで興味のなかったハンマースホイに大きな関心を持つようになった。二宮金次郎像の由来と盛衰、新札の印刷現場など、絵画に限らない取材も素晴らしかった。個人的にはベックリンやクービンなどを解説してもらいたかった。それとは別に、山田氏自身が取り上げたかった画家がもっといたであろう。茨城県にゆかりがある中村彝(なかむらつね)が予定に入っていたようだ。

YouTubeの良心、本物の教養を与えてくれたチャンネルの更新が止まってしまうことは本当に悲しい。死の足音を感じ、息を切らしながら「メメント・モリ」を講義した姿を、私は忘れないだろう。


最後に、氏のチャンネルに投稿された大塚国際美術館のリンクを貼って終わることにする。必ずや、美術館の最良のガイドになってくれるだろう。

●ワダさん版(ひたすら緩い)
前編
https://youtu.be/Zp-ZzUW4928
後編
https://youtu.be/_-PM1etKdRU

●山田五郎版(館員に講釈垂れる山田氏w)
前編
https://youtu.be/X_Z8Lvk_6kQ
後編
https://youtu.be/pGdskPSeoSY

【2026】ぐるぐる鳴門旅行記 2日目(その3)

8月17日の続きの続き。

 

ミャクミャク様の細胞片

 

エネルギー摂取。ドガのエトワールから着想を得たケーキらしい

3時のおやつ休憩。別行動していたしぶと、お互いが観た絵の情報交換。見逃した絵画をチェックし直すために、再び絵画の洞窟へ潜入。

 

●だまし絵

階段の人物(チャールズ・ウィルソン・ピール)
絵の前に一段、本物の階段が設けられている


●椅子(2F)
あちこちに、近代建築家が手がけた椅子が何気なく置かれてるのが憎い。

ラダーチェア(マッキントッシュ)

バルセロナチェア(ファン=デル=ローエ)

ワシリーチェア (ブロイヤー)

 

●現代絵画

鎖に繋がれた犬のダイナミズム(ジャコモ)
モップっぽくてかわいい

美しい日々(バルデュス)
こんなニッチな絵も取り扱うのかと唸った

花嫁(デュシャン)
そのうち「遺作」を陶器で再現してほしいな。アレ持ち出しできないから

B3Fの古代・中世の壁画や皿や壺などはほとんど流し見しかできなかった。閉館時間30分前まで鑑賞した。お土産(コーヒードリップバッグ3個セット)を買って退館、バスに乗ってホテルに戻った。有名な絵を巡るだけでもなかなかのボリュームだし、最初の方にも書いたが、1日で全部見るのは難しいと思った。

 

部屋に帰ってから、ベランダの椅子に座ってぼーっとしたり、ホテルのお土産屋で買ったアイスを食べたり、とても穏やかな時間。しかも夕食やお風呂の心配をしなくていいのだ。主婦にとっては最強のご褒美だ。

マーベラス

 

20時に予約したホテル内の和食レストランへ。
席に着いたところでアレルギーについて尋ねられた。生のパイナップルを避けてもらえれば、と申告した。子供の頃、私は普通にパイナップルを食べていたし、むしろ好物だった。20代になってから生のパイナップルを食べると劇的にお腹を壊すことが多くなったので、できるだけ食べないようにしている。缶詰やゼリーなどに入っている、加熱加工されたモノは大丈夫なので、アレルギーなのかなんだかわからない。

前菜:とうもろこしの葛寄せ、烏賊とインゲンの胡麻和え、冬瓜の鶏餡掛け

小鍋:鯛の焼き骨からとった出汁でいろいろ煮る

お造り:鯛・かんぱち・たこ(左)
すずきの蓼香り焼き

天ぷら:鱚(きす)・かぼちゃ・ししとう・なす

冷鉢:オクラ茶巾豆腐

鯛飯とわかめの味噌汁

出てくるお料理も器も、どれもおしゃれ〜。やっぱり魚がおいしいね。四国の日本酒というと、高知の「酔鯨」が思い浮かぶのだけど、徳島のお酒もおいしいな。私が注文したのは「ナルトタイ 純米原酒 水ト米」。これも料理を選ばない、飲みやすい日本酒だった。

デザート

最後に出てきた果物、しぶの器にはスイカとパイナップルで、私の器にはスイカとキウイが入っていた。申告して良かったわ。

 

いったん部屋に帰ってから、とって返してメインタワー1Fにある露天風呂へ。御影石の風呂と岩風呂があって、私が利用したときは、女風呂は御影石の方だった。時間によって入れ替えているようだ。どちらも上(8F)にある展望風呂より狭いので、露天にこだわらなければ、展望温泉の方が良かったかな。景観的にはやっぱり午前中に来るべきだね。

 

歩き疲れてたので、自宅から持ってきたマッサージガンで足腰をほぐしてから就寝。

今日のビール:KAMIKATZ ウエストコーストIPA 03(右)

 

次の日へ。

【2026】ぐるぐる鳴門旅行記 2日目(2)

8月17日の続き。

 

●青池保子の「エロイカより愛をこめて」で取り上げられた絵画を2つ。

愛と時間の寓意(ブロンズィーノ)
「エロイカ」はこの絵で始まるのだ。あの3人組は今でも仲良しなんだろうか?

小椅子の聖母(ラファエッロ)
伯爵・ボーナム君・ジェイムズ君に置き換えられていた

 

●オランダの細密画

アルノルフィーニ夫妻像(ファン・エイク)

とにかくめっちゃ細かい
円形の鏡の周りに配置された小さい円(直径5mm位)にも絵が描かれている

デルフトの小路(フェルメール)
人じゃなくて壮大な風景でもなくて、路地というのがイイ

 

●今回の目玉の1つ。ゴヤが黒い絵を描いた「聾者の家」を再現した環境展示。

一階 食堂。あまり食事をしたい感じではない

我が子を食らうサトゥルヌス 食堂には飾ってほしくないような

 

youtu.be

二階 サロン全体を撮った動画

運命の女神たち

砂に埋もれる犬 つらい。

 

●近代絵画

人生航路:青春期(コール)
しぶと「あのCandlemassの絵がさー」で通じた *1

フォリー=ベルジェールのバー(マネ)
ただ絵画としても魅力的だが、女性の背後の鏡を使ったトリッキーな構図はすごい

 

●北欧の画家2品。

座る女の居る室内(ハマーショイ)

デンマークの画家。ぼんやりした光の室内画を描く人(ぼんやりとした説明)。自分は、具体的な対象物がないような空間に何かを見い出したい写真を撮りがちなので、親近感を覚える。
(日本では「ハンマースホイ」と呼ばれているが、wikiやForvoで確認したところ、間を取った「ハンマーシュホイ」が近い気がした)

湖の怪物(キッテルセン)

ノルウェー国内では有名な画家らしいが、国外では、悪名高きブラック・メタルBurzumのアートワークを通じて、メタルファンの間で有名な画家ではないだろうか。 *2

 

●象徴主義絵画。近代絵画(B1F)と「運命の女」(2F)に多く展示。

宿命論(トーロップ)

秋(メレリ)

百合の聖母(シュワーベ)

死の島(ベックリン)
 この絵はいくつかバリエーションがあるのだが、初めて観るタイプ

水底深く(バーン=ジョーンズ) 
バーン=ジョーンズで一番好きな絵画。怖い、けど惹きつけられる
おそらく、彼の絵にしては女性(?)が能動的に動いているから好きなんだと思う

クレオパトラ(モロー)
ファム・ファタル大好き画家

悪しき母たち(セガンティーニ)

この絵には深い思い入れがある。
私が「象徴主義」という言葉を知ったのは1996年12月からBunkamura ザ・ミュージアムで開催されていた「象徴派展 世紀末ヨーロッパ」においてだ。高校生辺りから19世紀末に生まれた芸術が好きで、クリムトが目当てで観に行ったのだと思う。クノップフの神秘性。ロップスの邪悪さ。ルドンの暗黒。今まで触れたことのない幻想的で、官能的で、孤独の心地よさや闇の美しさを感じる絵画は私の心を鷲づかみにした。その後、はっきりした時期は覚えていないが、美術手帖「象徴主義の画家たち」1977年1月号を古本で手に入れた。お茶の水丸善の古本市か、中野サンプラザ前の広場で開催されていた古本市、どちらかと思う。その本には、「象徴派展」では取り上げられなかった未知の絵画がこれでもかと詰め込まれていた。その表紙がセガンティーニの「悪しき母たち」だった(美術手帖では「嬰児殺し」という邦題がつけられていた)。木の枝から、果実のように付いた赤子の頭が、浮遊した女性の乳房を吸っている。この絵は何なんだ?おそらく母親が赤子を殺したのだろう。でも、恨みのような空気は感じられず、母親はむしろ、ゆったり漂っているように見える。意味が分からず、不可思議としか言いようのないモチーフに動揺し、魅せられた。それから数十年経って、現物大の展示を観ることができた。この美術館にあることを知らなかったので、観たときは格別に嬉しかった。


まだまだ続くよ。(その3へ)

*1:スウェーデンのドゥームメタルバンド、Candlemassの初期の傑作「Ancient Dreams」(1988)のジャケットして使われている

*2:帰宅後調べたら、この絵がBurzumの「Thulêan Mysteries」(2020)のカヴァーアートになってた。

【2026】ぐるぐる鳴門旅行記 2日目(1)

7月17日

朝ご飯。1Fにあるオサレカフェで洋食をチョイス。

前日の夕方に撮った写真なので暗くてすまん。窓からは海が一望できる

うまうま

部屋の洗面所。洗面台以外にメイクをするためのカウンターが設置されていて便利だ。ライトが内蔵された拡大鏡も、中年にはありがたい。

左側がサブのカウンター。★は顔隠し

 

さて、今回のメインイベント、大塚国際美術館。アオアヲナルトリゾートから美術館までは路線バスで行くことができる。朝からすでに灼熱の日光が降り注ぐなか、バス停でバスを待った。聞き慣れない蝉の鳴き声を聞いたが、あれがクマゼミだろうか?

予定より大分遅れてバスが到着しても、空港や街中から乗り込んできたであろう人で超満員で、乗るのに難儀した。これが遅れた原因だな。ホテルから美術館まで、徒歩で20分くらいなので、夏以外の季節なら歩いたかもしれない。(つか、普通はレンタカーか?)

大塚国際美術館。山のふもとが入り口

o-museum.or.jp

ここは「世界26カ国の西洋名画を陶板で原寸大再現」した作品を展示している美術館だ。陶板に絵を印刷することにより、理論上絵は2000年は劣化することなく鑑賞できるそうだ。その耐久性を生かして、野外の展示も設置されている。制作過程はこちらが詳しい。

【陶板名画とは】

o-museum.or.jp

鑑賞ルート4kmという圧倒的な規模と展示作品。1日ではちょっと足りなかった。個人的にはセガンティーニのアルプス三部作、イーゼンハイム祭壇画、ゴヤの黒い絵、スクロヴェーニ礼拝堂が良かった。私は象徴主義絵画が好きで、その辺りの絵画も取り上げられているのが嬉しかった。ヤン・トーロップやメルリがあるとは思わなかったよ。
本物ではないが、世界中を巡らないと鑑賞できない名作が、原寸大で1つの美術館で楽しめるというコンセプトを考えた人は天才だと思う。例えば、ここでは世界中に散らばったゴッホの「ひまわり」を同時に観ることができる。第二次世界大戦で焼けてしまった「芦屋のヒマワリ」の再現陶板もある。本物「じゃない」からできる贅沢体験だ。

 

以下、画像は順路に沿った順番ではなく、とにかく自分の好きな絵・気になった絵をピックアップした。古代と中世の作品は少なめで、「ひまわり」も「真珠の耳飾りの少女」もないよ。

 

まずはイタリアのパドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂と壁画。絵はイコンの平面的な表現から、リアルな肉体を持つ人間表現を取り入れた「西洋絵画の父」と呼ばれるジョット作。
一番下の段には七元徳(正面向かって右)と悪徳(左)という絵が描かれている。悪徳の絵はなかなか奇妙で、特に気持ち悪かった絵を一枚ピックアップした。これは「嫉妬」らしい。

入り口。天井の青が鮮やかで美しい。

Kiss of Judas メタラー的には注目しがちな題材

嫉妬。なかなかの禍々しさ

礼拝堂の壁画については、こちらのページが詳しい。

omochi-art.com

イーゼンハイム祭壇画(グリューネヴァルト)
釘を打たれてねじれた足と、麦角症に冒されたキリストの傷口がエグい。

快楽の園(ボス)。扉が自動開閉する

岩窟の聖母(ダ・ヴィンチ) 左:ナショナルギャラリー蔵 右:ルーブル美術館蔵

洗礼者ヨハネ(ダ・ヴィンチ)

「最後の晩餐」より「モナ・リザ」より、この絵を見られたのが嬉しかった。"誘惑者" と言ってしまいたいような艶めかしい視線。


「受胎告知」の絵を集めた部屋。

受胎告知と二聖人(マルティーニ)

天使の登場に、眉間にしわを寄せてびびるマリア様。天使の発する言葉「恵まれた方よ、神はあなたたとともにおられます」"Ave Maria, gratia plena, Dominus tecum" の盛り上げがはっきり分かる。

聖エミディウスのいる受胎告知(クリヴェッリ) 壁の穴から精霊が入ってくる

クリヴェッリの絵は、2006年にロンドンのナショナル・ギャラリーで実物を観たことがある。その時はロンドン在住の友人と一緒で、彼女は「『王家の紋章』の絵っぽくない?」と言っていたのがとても印象深い。

 

キリストの降誕(ジョット派)ロバがかわいい

受胎告知(ロット) 天使の登場にびっくりするマリア様


受け止めきれないくらいの名画のオーラを浴びて、いったん休憩。地下2階のカフェ・ド・ジヴェルニーで昼食を摂った。ジヴェルニーという名前は、モネが長年住んでいたパリ近郊の村が由来。カフェの窓からは本物の睡蓮の池と、「睡蓮」の環境展示を観ることができる。天気が良くて、空の青、水の青とタイルの青が美しかった。

鯛のあぶり丼(だったかな?)

本物の睡蓮

「睡蓮」の壁画に囲まれるエリア。後ろに見える道路は国道28号線


画像が多いので、分割します。(その2へ)

【2026】ぐるぐる鳴門旅行記 1日目

7月16日

早朝5時台の電車に乗り、茨城の真ん中辺りから羽田空港へ。昼間のベストな渦潮を見るためには、この時間じゃないとだめだったらしい。土浦から品川まで行く特急は、遠距離通勤している会社員で満席だった。みんな大変だ。

9:00発のフライトで羽田から徳島へ。

途中、雲からちょっとだけ頭を出した富士山が見えた。国内線に乗るときはいつも東北方面だったので、いつもとは違う海岸線をおもしろく眺めていた。1時間半位で徳島阿波おどり空港に到着。

矢印のところが富士山山頂

斜めすぎた

外はすんごい暑い。関東はこれまで比較的涼しかったので、西日本の熱波にやられる。ネッククーラーと日傘は必須。空港の横から出ている路線バスで、うずしお観潮船が出航する観光港へ向かった。ちなみにバスはSUICA使用OK。

www.uzusio.com

大小待機中

しぶ的には観光船乗り場で昼食を食べる予定だったらしいが、港にも周りにも食事できるところは何もなかった。しかたなく売店でスナック菓子とお茶を買って、ボリボリむさぼる。ここ鳴門市は大塚製薬のお膝元のようで、久しく見ていなかったJAWA TEAのホワイトティーが自販機に入っていて、ちょっとテンションが上がった。

鳴門屋麺チップス*1。これはこれで結構おいしかった。

日によって渦潮の見頃の時間は違う。私たちのように午前に羽田から出発して、見頃が昼過ぎにあるスケジュールで動く人は、空港で食事をしてからバスに乗るのがオススメ。

渦潮の見頃は毎日変わる

これに乗るよ

小型船アクアエディに乗る。まずは船底に設けられた小窓から、水面下1メートルの渦潮を見る。意外と水面下の渦巻きは小さい。正直、体勢的にちょっと見づらかった。

水面下はこうなってる。渦の幅1cmくらい

ある程度沖に出てから甲板に上ることができた。間近に見る渦潮は圧巻!天候に恵まれたので、景色を眺めるだけでも美しい。

上に見えるのは大鳴門橋。橋からも渦潮の見学ができる

 

自然の壮大さを堪能した後は、観光港からバスに乗って、アオアヲナルトリゾートへ。

いらっしゃーい

www.aoawo-naruto.com

私たちの部屋は、受付があるメインタワーとは違う棟、サウスタワーにあるので、部屋まで結構歩かされた。部屋からの眺めはオーシャンビュー!ファビュラス!しかし出発が早朝だったので、ものすごく眠くて、荷物を開いた後には2時間くらい昼寝してしまった。

ブリリアント!

19:30に予約していた夕食バイキングへ。鳴門市の名物はサツマイモとレンコンとすだち、あとワカメだとわかる。金時アイスおいしい。バイキングとは別に、地酒の「純米吟醸 阿波天水」も注文した。どんな料理にも合いそう。フルーティでおいしかった。

写真が下手なのでおいしそうに見えないが、解体直後のマグロの刺身は最高だった

鳴門金時が入ったアイスクリーム。めちゃウマ

食堂から自分の部屋に帰る途中、サウスタワー1Fのエレベーターホールの近くに部屋で、阿波踊りのデモンストレーションをやっていた。ちょっと覗いてみたが、タイミングが悪くて、すぐに終わってしまった。

自室に戻った後、少し休んでから展望風呂へ行った。8Fに昇ってから、メインタワーの廊下を延々歩いた。食堂や風呂は全部メインタワーにあるので、あまり歩きたくない人は、メインタワーを予約した方が良いと思う。展望風呂とはいえ、夜なので外は真っ暗で何も見えず。湯船には何か柑橘系の果物が浮いていたのだけど、文旦だったのかな?ほんのり爽やかな香りがした。脱衣場も浴場も全体的に清潔で好印象だった。

明るいうちに入ると、このような景色が見えるようだ。

www.aoawo-naruto.com

部屋に戻って、ビールを飲んで、早々に就寝。

今日のビール:ARATAE ALE プレミアムリッチ

 

次の日へ。

*1:

本来の鳴門屋麺は、「既存のどの麺にも似ていない麺」を目指した麺だそうだ。

item.rakuten.co.jp

【2026】ぐるぐる鳴門旅行記 序文


6月のいつだったか、しぶが「7月の中旬に連休が取れるんだけど、平日を狙ってどこか行く?」と言ってきた。7月といえば、もう灼熱の時期だろう。正直あまり外出したくない。出かけるなら県内の大洗とか北茨城とか近場を考えていた。

しかし実は、私には行ってみたい場所があった。徳島県鳴門市にある大塚国際美術館だ。2018年の紅白歌合戦で、米津玄師が"Lemon"を歌ったことでその存在を知ったのだが、なぜ日本にシスティーナ礼拝堂を模した空間があるのか、当時はよく分からなかった。それから5年後、山田五郎氏のYouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」で何度か特集されて、「これはすごい美術館だ。いつか行ってみたいなぁ。」と思うようになった。

私は四国に一度も足を踏み入れたことがない。遠方ではあるが良い機会なので、一応しぶに提案してみることにした。しぶは出張で愛媛県に行くことは何度かあったのだが、徳島県に足を踏み入れたことはなく、「じゃぁそこにしよう」と即決だった。私がぼーっとしている間に、しぶがホテルやら美術館以外の観光やらを考えてブッキングをしてくれていた。ありがたや。

本編はこちらから。

【2024】くむーる&ぬむるす英国物見遊山 アップ完了

ロンドン自然史博物館の正面ホール。クジラの骨格を後ろから見る

当初想定していたより文章も写真も多くなってしまいました。下書きだけでも2024年の内に書き上げたのは正解でした。年が明けてから書いていたら、思い出せなかったことがきっとたくさんあったなぁ。


旅行初日はこちらから。

momodisson.hatenablog.com

 

本文中で、利用したレストランについて特に詳しく書いていません。食事についてはこちらのページにまとめて書きました。

momodisson.hatenablog.com


今回の旅で反省点があるとしたら、「ホテルの部屋の種類はちゃんと見よ」でしょうか(^^;)。ロンドン前半で泊まったHampton by Hilton London Cityの部屋のことです。(参照記事)

予約時には、まず宿泊費とベッドの種類、そしてwi-fiとかアメニティ、朝食の有無などはチェックしました。しかし「バリアフリーかどうか」など、思いつかなかったのでした。私たちが予約を入れたせいで、車椅子を使用する人がホテルの予約を取れなかったとしたら、申し訳ないと思いました。

最も特徴的な水回りの写真を撮っていなかったので、ホテルのサイトの画像をお借りします。(リンク先の「Queen Accessible Room」を見てください)

洗面台の位置は違うけど、概ねこんな感じ

車椅子使用でも使いやすいように、洗面台は低めで、シャワーコーナーにも椅子が設置されていました。バスルームだけでなく、部屋全体がゆとりのある作りだったので、荷物が多くても圧迫感がなく過ごせたのはよかったです。

そういえば謎なドアがあったけど・・・まぁいいか(^^;)。

それではまた〜。