【2015】ぬむるす古都周遊記 3日目（1）
5月9日（土）晴れ
7時前に起床。ベッドの中で1時間ウダウダして、8時頃朝食を摂った。窓の外を見ると、雲は多いけど、青空が見える。テレビを付けたら「ナイトライダー」を放送していた。懐かしい！音声は英語、字幕はスウェーデン語で、セリフは断片的にしか分からないのだけど、ストーリーが単純なので大体理解できた。大邸宅に住む東側の美人女性グループが、アメリカの技術者をたぶらかして、脅して、機密情報を得ていた。やがて死者が出る。その調査に乗り出したマイケルとキット。技術者に扮装して、大邸宅に乗り込んだマイケルはいかに！80年代のドラマなので、大団円で終わるのがいいわね。
朝食後、コーヒーとフリーwifiを求めて駅まで散歩。BGMは昨日からずっとLars Hollmerを聴き続けていた。まだ少しだけ、感傷的になってしまう・・・。歩いてみて、前日かなり歩き倒したことが影響しているのに気が付いた。特に足首が痛い。石畳が多いので、足首に思った以上に負担が来ているのだろう。それと、Uppsalaは案外坂道が多いのだ。駅でtwitterやFacebook等をチェック。「後で会おうね～」なんてメッセージを見ると嬉しくなってしまう(^^)。そうなのだ。HFMCのライブは今日なのだ。しかしまだそっちの気分にはなれず・・・。
10時頃に宿に戻って、一旦チェックアウト。今日も同じ宿に泊まるのだけど、やよいさんと合流して、ツインルームに移動するので、手続き上そうせざるを得なかった。それはかまわないんだけど、カウンターに人が居ませんね・・・。荷物を預かってもらえるなら頼もうと思っていたのだけど、これでは無理だ。結局、また中央駅に戻って、コインロッカーに預けることに。あぁ。
それから駅の周りを歩いて、HFMCのMV「Can't Stop the Clock」の撮影場所を確認。階段2カ所はすぐに分かったのだけど、通りは分からないな。時間に余裕があったら、ネットで調べてみよう。（Weblogに「Can't Stop the Clockの撮影場所」という記事を書きました。）
その後、Stadsträdgårdenの入り口にある古いポンプ舎や、水鳥が羽を休める池を見て和みながら、Uppsala城へ向かった。城内では自転車のイベントが行われていて、自転車やグッズを扱うテントが並んでいた。レースも行われていて、下に見える道路にはGöteborgからやって来たチームがスタートを待っていた。（追記：Uppsala Bike Weekというものだったようです）
城の裏手にあるボルタニカル・ガーデンは土曜で休み。花はまだ咲きそろっていなくてイマイチ。なんかつまらないなぁ、どうしようかなぁ。足痛いから休みたいなぁ、とUppsala大聖堂へ向かおうとした時、ふと思い出した。この近くに「ねこ注意」の看板があるはずだ。twitterで、物理学者の早野龍五先生が画像を上げていたが、ちょっと話題になっていた。たしか大聖堂の裏手のカロリンスなんとか・・・あ。みつけた！Uppsala城とUppsala大聖堂を繋ぐDag Hammarskjölds vägがÖver slottsgatanに切り替わる辺り。かわいい～！この付近に２つ設置されているらしいのだが、私は１つしか見つけられなかった。スウェーデンで人気の猫のキャラクター、Pelle Svanslös（しっぽなしのペッレ）が元になっているようで、近くにPelleをテーマにしたPelleparkenという公園もあるようだ。
目的の物を見つけて、少し満足してから大聖堂で休憩することにした。なんといっても椅子があるからね。中に入って、まずは5SEK寄付してローソクに火を付ける。椅子に座り、しばし瞑想。彼の人は天国で元気にしてるだろうか・・・。
30分ほどして、昼食を摂るために街に戻った。せっかくなのでNitton（昔、元祖Katalinがあった場所で、小規模のライブも行っているカフェ。残念ながら2016年に閉店）で食べようと思ったのだが、土曜日は夜のみの営業だった。駅近くまで行き、Coffeehouse by Georgeでチキンサンドを食べた。ちと塩気が強いが、温かい食事は元気が出る。
再び駅に戻り、ネットをチェックした。なんとFBにHasseからメッセージが入っていた。「3時半頃からサウンドチェックをするから、よかったら見に来る？」というありがたいお誘いが。おおぉぉ！！こ、光栄でございます！が、これからやよいさんと合流しなくてはいけなくて、それは多分3時過ぎ・・・どうする？めったにないよこんな機会？！とりあえずやよいさんにメッセージを入れ、会場のKatalinへ様子を見に行った。今2時半だから、まだバンドは来てないよなぁ・・・・・・いた（爆）。ちょうど楽器の搬入をしていたところに出くわして、アタフタしてしまった。その場は「また後で！」と挨拶をして早々に退散（小心者）。近くの広場でフリーマーケットをやっていたので、それをちょこちょこのぞいて、時間を潰した。
