【2019】ぬむるす瑞典狂騒詩 4日目
10月27日 曇り
本日は何も予定なし。のんびり8時頃起床。腕時計とiPhoneの時間がずれていたので、腕時計が壊れたのかと思ったら、この日から冬時間でした。今日移動日じゃなくて良かったなー・・・そしてとても胃が痛い（汗）。昨日はバファリンのお世話になっていたのだけど、やさしさが効力を発揮しなかったようです。Uppsala中央駅の近くにチャイナタウン（通り1本なんですが）があるので、そこでお粥が食べられないか様子を見に行きました。しかし、せいぜいチャーハンか焼きそばしかなさそうだったので断念。中央駅にあるカフェでクロワッサンをいただきました。軟らかい食べ物がちょっとうれしい。たいした物を買ってないのに、100SEK越えはさすが北欧だぜと思いつつ、ネット三昧。駅は勿論、カフェとかホステルもほぼwi-fi完備なので、レンタルwi-fiなしで旅を安くあげようと思う者にはありがたいです。
チャイナタウンを見ている時に気がついたのだけど、本日は日曜日。休みの店舗が多いし、食品関係やコンビニでさえ、開店時間が遅くて閉店時間が早い。ウカウカしてると安い食事を食べ損ねるぞ、と肝に銘じました。
その後はプラプラと散歩。DVD「No Place Like Home」を撮影したRegina Teatrenを見てから、Fyris川沿いに歩き、大聖堂の横を通ってUppsala大学の方へ。いつもはその辺で引き返すことが多いのですが、その奥を見たことがなかったので、さらに歩いて行きました。しかし大きな墓地に突き当たってしまいました。これ以上見るところはなさそうなので、線路方面に戻る感じで下っていきました。
あ、今日の夕食はHappy Duck Barで食べようと考えていました。そのバーは元Kaipaのドラマー、Ingemar Bergmanが関わってるお店で、時々facebookのウォールに写真がアップされてくるので気になっていました。住所を調べると、Uppsala大聖堂からそんなに遠くなさそうでした。店の前まで行き、開店時間やメニューを確認してから、Hemköpでお昼を買ってホステルの部屋でモソモソと食べました。
そうだ、この時Hemköpの出口付近にあるペットボトル回収機を使いました。えらい酒臭い（あるいはホームレスな）にーさんが大量のボトルや缶を機械に放り込んでいました。にーさんは私に気がついて、順番を譲ってくれました。私が持っていたペットボトルは2本だけでしたが、一本はラベルを剥いでいました。日本だと普通ですよね。しかしスウェーデンでは弾かれてしまいます。戸惑っていると、さっきのにーさんが「あー、これはダメ、もうダメ」と指導してくれました。次から気をつけよう。（次に利用した時、回収機はボトルの向きをくるっと正して、何かを読み取っている様子を確認しました。裸のボトルは「正体不明」で、デポジットの対象から外れてしまうのでしょう。）
上のレシートを、次の買い物の時に割引券として使うもよし、直接レジに渡して現金ももらうもよし。私は大体割引券として利用しました。
洗面所で洗濯をしてから、また散策に出かけました。今度はUppsala城より南側、Stadstradgrden（The City Garden）を歩きました。あいにくの曇り空で、あまり散歩する人も居ません。Fyris川には、日本の屋台船を思わせるような船がいくつか停留していました。
あと川沿いには、かつて運河として活用されていたことを忍ばせる、古い工場の建物がいくつか残っていました。夏のプログレ祭、Uppsala Progressive Folk & Rock Festivalの会場であるParksnäckanもここにあります（2019年は開催されなかったかな）。さらに奥へ歩いて行くと、大きな建築現場に出くわしました。看板を見て察するに、UppsalaのサッカーチームIK Sirius FK のホームグラウンドを建て直しているようでした。（なんと英語の記事が）部材を見ると、木の集成材を使っているようでした。なちゅらる〜。
その先は見るものがなさそうなので、また川沿いを戻り、Helga Trefaldighets Kyrka (Holy Trinity Church)に寄り道してから、Uppsala大聖堂へ行きました。行くのは義務。
正面のバラ窓が工事中で見られなかったのは残念でしたが、2015年に来た時に工事中だった、北側の袖廊の工事が終了していて、新しいパイプオルガンが姿を見せていました。側廊のさらに外側には、歴代の王や科学者達の墓所があるのですが、ところどころで写真展や、外側の改修のためにいったん外された石像が展示されていました。一箇所、すっかりイス置き場になっているところがありました。罰が当たらないかな(^^;)？その辺は合理的に割り切ってるんだろうなぁ。
5時ごろ外に出ると、すっかり外は暗くなっていました。一度ホステルに戻ってみましたが、大してやることもないので、6時くらいにHappy Duck Barに行ってみました。
中に入ると、アヒルの置物が一杯ありました。先客が一人。メニューがスウェーデン語だったので、店員に「英語のメニューはあるか?」と聞くと、「ないから俺が説明する」と言われました。わかりやすい説明でした。胃が痛いこともあって、それほど多くは食べられそうにありませんでしたが、ちゃんとした肉を食べておきたいと思い、ハンバーガーセットを頼みました。この時の私にはちょっと多かったですが、調子のいいな時だったら、ちょうど良い感じだったと思います。ビールはFalcon Beer。
先客は待ち合わせをしていたようで、連れが来ると店を出て行きました。その後、私が帰るまでお客さんが来なかったんですけど・・・経営状態が心配になってしまうぞ(^^;)。Uppsalaの日曜日ってこんな感じなのかな。ちなみにIngemar Bergmanには会えませんでしたが、ハンバーガーはおいしかったです。
ホテルに帰って、シャワーを浴びて、12時前には就寝。
