【2012】ぬむるす瑞典縦断記 5日目（1）
6月4日（月）晴れ
何度か目を覚ましては寝直して、8時過ぎにやよいさんのノックでようやく起床。ドライヤーをやよいさんに渡してから着替えた。靴は完璧に乾いていた。シューズウォーマー、Good Job!!
本日は食券を持って隣のカフェに食べに行った。カフェGöteborgは、日本人が思う北欧インテリアが素敵な、明るいカフェだった。朝食はいつもの組み合わせだけど、なんか気分がいい。飲み物が並べられたテーブルには、なぜかビタミンＣのサプリまで置いてあった。もりもりと食べて、部屋に戻り、荷物をパッキング、チェックアウト。今日のフライトは夕方なので、それまで街を散策しようということにした。レセプションに3時頃まで荷物を置かせてもらって、出発。雲は多いが、素晴らしい青空も見えた。どうして2日前にこの天気じゃなかったんだろう、とちょっと天を呪ったりもして。
やよいさんにUmeåのメインストリートまで連れて行ってもらう。いやー、小さい街だなー(^^;)。こぢんまりときれいな街だけど、若い人がやることはスポーツか、音楽（バンド）か、飲んだくれるかしかなさそうな（失礼な）。待ち合わせ場所と時間を決めて、ここから自由行動。やよいさんは毛糸や工芸品を扱う店を回るらしい。私は、海外に来るといつも友人に絵はがきを送っているので、はがきを買うために文房具店を探した。市庁舎横にカワイイ文具店を発見、数枚絵はがきを買ってから、隣の雑貨屋も覗く。それから郵便局を探した。ホテルから持ってきた街の地図を頼りに郵便局を探すと、鉄道駅の近くにあるのが分かった。ずんずんと歩いていく。途中、毛糸屋を見つけたので、あとでやよいさんに教えてあげようと思った。郵便局だと思った場所は、コンビニICAだった。Londonでもそんな感じだったなぁ。ともあれ、場所を確認したので、もう一度メインストリートに戻って、CD屋らしきお店を覗いてみた。
中に入ってみると、中古メインの店のようだった。Coste Apetreaのソロ「Stilla Regn」のLPがあったのにはビビった。そんなに高くないし、買おうかどうかかなり悩んだが、すでに大荷物（ポスター）を持っていることと、あまりコンディションがよくなかったので、購入は差し控えた。他に掘り出し物はなし。店員とお客さんがSweden Rock Festivalの話で盛り上がっていた。
それから待ち合わせ場所のデパートに入り、本屋に寄ってみた。今月のSweden Rock Magazineの表紙はKing Diamondだったが、表紙に「Flower Kings」の文字が見えたら買わないわけにはいかない。69SEKなり。Burrn!よりお高いわね。まだ時間があるので、デパートの向かいにあるペーパークラフトのお店に入った。日本から千代紙や折り紙などを仕入れていて、妙に日本っぽい感じで和んでしまった。しかし、日本では手に入らなそうな特殊加工された紙のお徳用セットがあって、これもかなり悩んだが、すでに大荷物（以下略）。道のベンチでカバンの整理をしていると、そのうちやよいさんもやってきた。毛糸とルームシューズを買ったそうだ。私が毛糸屋を見つけたというと、その店は知らないと言うので、案内することにした。
Uppsalaの明るいお店とはまた雰囲気が違う、シックで落ち着いた店だった。やよいさんいわく、毛糸屋も同じ街にあると棲み分けをしているそうで、違う国やメーカーの糸を扱うんだそうだ。本当に素敵な毛糸がいっぱいで、私も何か編んでみたいわ♪と思ったりもするが、編みたい物（ポンチョを作ってみたかった）に必要な毛糸の太さや分量がわからなかったので、見るだけにしておいた。でも、毛糸自爆する気持ちも分かるような気がする(^^;)。このときやよいさんが買った糸のカラーリングは、まさにTuridの「Selma, Varldserovrare」のジャケットのそれだった。（こんな感じ）
元のデパートに戻り、Clas Ohlson（日用品が1フロアで何でも揃うのが売りのお店らしい。日本でいうならニトリか。）に行ってみた。というのは、昨日私がOさんから借りたシューズウォーマーを、やよいさんがいたく気に入って、同じようなものがあったら買いたかったからだ。グルッと見て回ったが見当たらず。店員に教えてもらって、一応シューズウォーマーという商品は見つけられたが、部屋に据え置く大きいタイプだった。これでは持って帰れない(^^;)。あきらめて、デパートを出てUme川の方へ行くことにした。
公園の噴水の周りの花壇の撮影会が始まり（笑）、そのまま川沿いの方へ歩き、色々気ままに写真を撮って、もう一度噴水の方に戻ってきた。ベンチに座って、さきほど私が買ったSweden Rock Magazineを肴に、80年代のメタルの話で盛り上がる。私とやよいさんにはTFKという共通点はあるけれども、好きなバンドを列挙していったら、恐らく重ならない部分の方が多いだろう。でも時々Shark Islandとか、ニッチなところで趣味があったりするが面白いなーと思う。
やよいさんのケータイにBさんから連絡が入った。あと30分くらいで街の中心地に行けるので、昼食を一緒に食べようと言う。私たちも一度ホテルに戻らなくてはいけないので、それならGöteborgで、ということでまとまった。
