【2012】ぬむるす瑞典縦断記前書き

『ももさんの人生は6年に一度、スウェーデンへ行くようになっているみたいデス。』

のはずだったのです。だから次のスウェーデン上陸は2016年だな…と勝手に思い込んでいました。  

　今年の2月のことです。新作「Powerplay」のリリースが既に4月に決まっていたHasse Fröberg & Musical Companion（HFMC）、アメリカのフェス参加も決まっていましたが、地元や欧州内のツアーの予定は聞こえてきません。復帰作のレコーディングが既に始まっていたThe Flower Kingsだって、もうSweden Rock Festivalの参加が発表されていました。あつかましくもHasse本人に「HFMCのライブ、スウェーデンか欧州内でやらないの？」と尋ねてみました。「6月1日にUppsalaでやるよ。その翌日にUmeåでもやるかも。その一週間後にはSweden Rock Festivalで（TFKとして）歌うんだ！」というお答えが返ってきました。

うきゃー！

 　突然、スウェーデン旅行どころか野外フェス参戦まで視野に入ってきました。しかしどっちも見たら10日も家を空けなくてはならないではないか。宿代は？交通費は？Umeåから、SRFが開催されるSölvesborgまで、地図を見たら、ほぼスウェーデン縦断じゃん！SRFチケ代高い！お金はどうするんだ？

うわーーーーーーー！！

　一応数日悩み、ヲツ師匠のやよいさんもこのヲツバカ旅行に加わってくれることで、行く決心が固まりました。宿代ワリカン、そして英語に堪能な人が一緒というオプションは非常に心強い。新しいTFKのツアーはとっくに諦めていたので、この二つのバンドが見られる機会を逃したくない。金なんかあとで考えるわ、priceless！　バカに火がつきました。

　Uppsala公演のチケットを代行ゲットしてくれたIさん、Uppsala公演でご一緒した、いつも楽しいFさん夫妻、UmeåのHFMC公演とその他もろもろお世話になったBさん（靴まで頂いてしまった）、Oさん、ひっそり森の掃除をしていたというKさん、他Umeå公演で初めてお会いしたKさん、Umeå Artrock AllianceとInner Voicesの皆様、こんな阿呆なファンをいつも暖かく迎えてくれるHasse Fröberg氏とHFMC、TFKのメンバー全員に感謝申し上げます。  

　さすがに今回は呆れきったであろう旦那のしぶには、頭が上がらないです。いつもありがとう。

次から旅行記です。

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