【2012】ぬむるす瑞典縦断記 1日目(2)

 Helsinkiに夕方の5時到着。手荷物検査、入国審査を終えて、次のフライトまで2時間以上あるので、ネットが出来るところを探した。Helsinki Vantaa空港は小さいので、適当に歩いていると、Macがずらっと並んだスペースを見つけられた。そばにあるカフェで時間に応じた料金を払って、暗証番号をもらい、それをパソコンに入力してネットサーフィンが出来るシステムだ。1時間分のチケットと一緒にコーヒーも買って、椅子に腰を下ろした。

 成田空港のパソコンはWindows機で、入力に苦労したけど、Macも国外のキーボードを使うのは勝手が違った。慣れるのに少し手間取ったが面白い。再度Facebookなどを見て、到着が遅れることや、ホテルのことなどが、やよいさんにちゃんと伝わっていることを確認した。非常時の連絡先ももらったし、これでUppsalaまで行けば何とかなるだろう。ホッとした。せっかくのフィンランドなのでVon Hertzen Brothersを聴いた。

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オサレな北欧め

 Helsinkiを夜8過ぎ頃に出発。この時期は外がまだ明るくて、時間の感覚がおかしくなる。Stockholmまで飛行時間は1時間だけど、時差も1時間あるので、8時頃にStockholmに到着した。荷物をピックアップして、到着ロビーに出てから、Uppsalaまでの交通手段を確認した。電車で行くのが早くて安いのだけど、ちょうど良い時間の電車には間に合いそうになかった。観光案内所で「Uppsala中央駅に行きたいんですけど?」と聞くと「13番からバスが出てますよ」と教えてもらったので、その場でチケットを購入した。それから、やよいさんに電話をした。2004年の初ヲツの時も電話したなぁ、あの時はテレフォンカードの使い方が分からなくて苦労したなぁと、しみじみしながら小銭を投入。無事連絡がついた。先にホテルでくつろいでいるらしい。よかったぁ。私はバスで中央駅に向かい、10時ごろ到着すると伝えて、電話を切った。小腹がすいたので、目の前にあるセブン・イレブンで炭酸水とサンドウィッチを買ったが、モッツァレラと一緒にオレンジ・マーマレードが挟んであるという、日本ではちょっとあり得ない組み合わせに食が進まなかった。半分ほど食べてカバンにしまい、バス停へ向かった。こっちのバス停って、番号が番号通りに並んでないんだな。変だ・・・。

 

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バスの時刻表

 バスに乗って空港を出て、視界が開けると、地平線の向こうに太陽が赤く輝いているのが見えた。あいにく雨が降っていたので、雲が多かったけれど、9時なのにこの明るさ。北の国の夏だなぁ!と、あらためて思った。

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夜の9時です

 途中、Hasse様お住まいのKnivstaにも寄ったが、街のはずれについでに作ったようなバス停ぽくって、周りに何にもなかった。このバス停を使う人は、自転車でここまで来るか(自転車置き場があった)、家族か友達に車で送ってもらう(バスを降車した人が、待っていた車に乗り込んでいるのを何人か見た)しかなさそうだ。10時ちょうどにUppsala中央駅前に到着。今回の宿は駅からとても近いので、きょろきょろしながら歩いていると、大通りの向こうにやよいさんが立っているのに気が付いた。迎えに来てくれたみたい。無事正規のチェックインをして(笑)、タオルやら朝食やらの支払いをしてから、部屋に入った。窓がなく、二段ベッドの船室みたいな部屋だけど、トイレとシャワーは付いている。荷物の整理やベッドメイクをして、今日は早々と就寝。

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白夜のUppsala

6月1日へ。