【2019】ぬむるす瑞典狂騒詩 2日目(2)

 

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ライブ待機

 7時半に会場のドアが開きました。まず入り口で印刷したチケット(スマホの画面でも大丈夫だと思う)を提示し、予約に使ったクレジットカードで決済。その後クロークに上着を預けようとした時に、Hasseの姿を見つけました。Thomsson (B)とKjell Haraldsson (Keys)も、そばのソファーでゆったり和んでいました。Hasseにお土産の日本酒を無事に渡すことができてホッとしました(^^;)。

 Hasseに「Jono(この日の共演バンド)って聴いたことある?」と聞かれたので「ない」と答えると、「Queenみたいだよ、そっくりではないんだけど、ハーモニーがね」と教えてくれました。メロディアスでコーラスハーモニーに重点があるバンドなのかな?本日の会場のサウンドエンジニアは、HFMCファンで、以前Göteborgで参加したフェスでも音響をやってくれた人らしく、信頼しているようでした。それから少し世間話をして別れました。そのまま会場に入ろうとすると、警備員に「上着をクロークに預けて!」と注意が入りました。25SEKなり。リュックは持ち込みOKだったのは助かりました。

 マーチャン売り場を見ていると知った顔がありました。IngeraさんはHFMCのUppsala公演で何度か会ったことがあり、facebookでも友達になっています。今日のライブが終わった後に、私をホステルに送ってくれることになっているので、挨拶しに行きました。Göteborgのトラムやバスはほぼ24時間動いているのですが、旅行前にGöteborgの治安について心配になることをいくつか聞いたので、ありがたいです。この日のIngeraさんは、このライブを主催したGöteborgのプロモーター、GARF(Göteborgs Artrockförening)のお手伝いをしていました。この後Uppsalaに移動するので、HFMCのグッズは買いませんでした。Jonoのライブが良かったら、彼らのCDを買おうかな。ここでもSwish(と現金)が会計に採用されていました。すげぇ。

 ステージ上手側の最前列に場所を取り、ビールを飲みつつライブ開始を待ちました。ここのステージはそれほど広くないのですが、中央が凹んでおり、フロントに立つ人以外も見やすくなっているのが特徴ですね。おもしろい。

 

【Jono】
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http://jonotheband.se/bio.html
(「よーのー」と発音されていました。「よ」は「じょ」が混じって少し濁る感じ)

 ヴォーカリストのJohan Norrbyが2006年にソロアルバムを作り、その後に発展したバンドのようです。バンド名は彼の名前から来ています。Hasseは「Queenみたいな〜」と表現していましたが、日本人の耳からすると、メロハーのジャンルに入れるのが一番しっくりきそうな感じです。たしかにVo.ハーモニーにQueen的なものを感じましたが、凝ったオーケストレーションはあまりなくて、もう少しストレートなハードロックでした。私のそばに熱心なファンらしきカップルがいて、大体シンガロングしていました。こういうファンがいるとバンドも頼もしいですよね。Johan Norrbyがハンドマイクで歌いながらキーボードを弾いていて、「それ、HasseもSpellbound時代にやってたよね」と微笑ましく見てしまいました。

set list

  • Man of Misery
  • Clear
  • On the Other Side
  • No Return
  • The One to Blame
  • Can We Make It
  • Opus
  • Wasting Time
  • Sailors
  • Letting Go
  • Your Bread

(encore)

(Johanさんの足元のセトリを写しただけなので、実際とは違うかもしれません)

 待ち時間にLeprousとかPrimusが流れてましたけど、誰の趣味?

 

 続きます。