【2004】ぬむるす花王巡礼旅行記(序文)
このページを訪れている方々にあらためて言うまでもないことですが、ぬむるす、こと、ももはスウェーデンのシンフォニック・ロックバンド、The Flower Kings(以下TFK)のファンです。それまでプログレに足を突っ込んでから数年、大御所バンドをさらりと聴いた後はレコメン系/チェンバー/日本のライブハウスバンドにハマっていて、シンフォ系バンドには「たるくて聴いていられるか!」という姿勢を取っていました。「キーボード垂れ流しと弱々しいヴォーカル」で「雰囲気だけでやってる音楽」というイメージが強かったのです(好きな人、スイマセン)。しかしTFKの音楽はそうではありませんでした。メロディーの力強さ、ミュージシャンの技量、表現力、どれも群を抜いていました。Vo.兼g.のHasse Fröbergはステージでたびたびヘドバンをかましていますが、そういうノリもできる熱いシンフォもあるのだなぁと。あ、別にバンギングしてるから好きなんじゃないよ。とにかくこのバンドは私の世界を広げてくれましたし、EcholynやTransatlanticを楽しめるのも彼らのおかげだと思うのです。でなければ今でも「聴かず嫌い」を続けていたかもしれない。
1999年の来日以来、海外では活動の幅を広げるTFK。しかし再来日の噂は一向に入ってきません。The Plantation*1で廻してもらった音源を聴いては涙し、海外でのライブレポートを読んでは部屋を転げ回って、ついでにHasseFの画像も集め(笑)、そんな日々の中2004年5月にTFKがスウェーデンツアーをするというニュースが入ってきました。UppsalaなんてSamlaファンには聖地じゃん、いいなぁスウェーデン・・・。某掲示板にチョロッとその旨を呟いたのを、海外レポートやYahoo!掲示板*2でお馴染みのやよいさんが見つけてしまい、あれよあれよと追っかけツアーに参加することになってしまいました。
旦那を置いて。
最低主婦ぶりもここまできたら誰か表彰してください(爆)。
今回の旅行はやよいさんをはじめ、多くのTFKファンの助けがなければ実現しませんでした。一人ではとても三都市も廻れなかったと思います。そして素晴らしいステージをみせてくれたThe Flower Kings、サウンドエンジニアやロードスタッフ、ファンクラブの人々などなど、スウェーデンで会ったすべての人に深い感謝を捧げます。
勿論呆れつつも黙って見送ってくれたしぶにも。
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【10秒で覚えるいんちきスウェーデン語】
ありがとう---たっく(tack)
どうもありがとう---たっく・そ・みゅっけ (tack så mycket)
おはよう---ぐ・もろん (god morgon)
とても元気です--- みゅっけ・ぶらー(mycket bra)
こんにちわ---へい (hej)
さようなら---へぃど (hej då)
はい/いいえ---や/ねい (ja/nej)
ビールください---えーる・たっく (öl tack)
aの上に○がつくと「お」のような発音になります。
モゴモゴ気味に話すといいかもしれません。
でもとりあえず英語が話せれば大丈夫☆