【2019】ぬむるす瑞典狂騒詩 準備編

 9月に入り、10月の旅行の準備をしないといけないなぁと、自分のフライトスケジュールを確認しました。

 え・・・待って。行きの飛行機、乗り換えに1時間しかない=͟͟͞͞(꒪⌓꒪)

 帰りの便なんか1時間もない=͟͟͞͞(꒪⌓꒪)

 普通、海外旅行のトランジットに最低2時間はみるでしょ?!なぜそんなフライトを取ったの?!バカなの?!と数ヶ月前の自分を罵倒しながら、必死に乗り継ぎに間に合う方法を考えました。

f:id:momodisson:20191229030941j:plain

後悔先に立たず

 まずHelsinki Vantaa空港での乗り換え。幸い初めての空港ではないので、経路や段取りは大体想像できます。日本(非シェンゲン協定圏)からHelsinkiに到着し、シェンゲン協定圏内の飛行機に乗り換える場合、最短40分で乗り換えられるようです。

www.finnair.com

www.mile-tokutoku.com

Vantaa空港乗り継ぎレポート 

 念のため「フライトに間に合わなかった場合」を調べてみました。日本発とHelsinki発のチケットを同時に同じ会社から買った場合(私の場合はFinnAir公式サイト)、そのチケットは「このスケジュールはちゃんと乗り換えられることを保証」されている故、不幸にして乗り遅れても、次のフライトへの変更や、最悪Helsinkiで滞在する事になった場合、FinnAirが費用負担をしてくれるようなのです。チケットを別々に買った場合は、補償外になります。

www.tour.ne.jp

MCT: Minimal Connecting Timeについて

 一番最悪の場合でも、お金の心配がないのは分かりましたが、脳裏に8月のアメリカ旅行の荷物遅延がよぎったのは言うまでもありません。あの時、乗り換え時間は1時間半くらいでした。今回はどうしても預けなければいけない荷物(=お土産の日本酒)がありました。その上、旅程のわりと早い段階で移動があるので、荷物遅延はどうしても避けたいところ。日本酒は諦めるか?いつも通りキャリーバッグは預けるか?さぁどうする?

 

こうなりました。

  • リュックとキャリーバッグ(機内持ち込みギリギリOKサイズ)に必需品や貴重品を入れて、なんとか8kg以内に抑える。
  • 万一、紛失しても現地調達できそうな服と、厳重に梱包してタオルやシーツでぐるぐる巻きにした日本酒を、サブバッグに入れて預ける。

 お土産の日本酒は、なければないで仕方ないと割り切りました。スウェーデンでは安いホステルをよく利用しますが、シーツとバスタオルのリネン類は持参するか、有料レンタルしないといけません。サブバッグがちゃんと届いたら自分の物を使い、来なかったらレンタルしよう、と決めました。

 お土産の日本酒には箱がありませんでした。ここを参考に段ボールや新聞紙を駆使して梱包しました。瓶と箱の隙間をなるべく少なくすること、首部分を固定することがポイントでしょうか。

umasake.top

 ところで、うちには体重計がありませんでした(唐突)。

 今回、カバンの重さを量るのにどうしても必要でした。アメリカ旅行のおかげで、スターアライアンスのマイルが10,000マイル以上たまっていたので、マイルだけで体重計をゲットできました。どうにかやりくりし、手荷物を8kg以内に納めました。セキュリティチェックを素早く通過するために、液体と見なされるクリームや化粧品などの量と種類を厳選し、初めから20cm×20cmサイズの透明プラスチック袋に入れておきました。Vantaa空港の平面図や、先に挙げた乗り継ぎレポートを見て、何度も走る方向をシミュレーションしました。後はもう行ってみなければ分からない・・・。

 他の準備としては、Göteborg Landvetter空港から市内へ行くシャトルバスや、GöteborgからUppsalaへ行く列車のチケットも、ネットで事前購入しました。その方が当日購入するより10SEK(130〜140円)程度安いのです。列車に関しては、利用する時間帯にもよって値段が変わるので、ネットで事前にチェックすることを強くお勧めします。キャッシュレス先進国ゆえ、切符売り場が駅にあるとは限らないし、日本のように「バスの運転手に現金払い」はほぼ不可能です。これに関しては、当日売り場を探してウロウロする手間が省けて良かったと思います。

 ここまで準備して、すでに疲れ切っていたワタクシ、胃が痛いまま旅に出発です。

 

 次から旅行記です