【2019】ぬむるす瑞典狂騒詩 6日目
10月29日 快晴
8時前に起床。リュックに入れっぱなしで粉と化したカロリーメイトと、Hemköpで買ってきた小さいリンゴが朝食。どんどん質素になっていく食事ですが、今日が最終日です。
予定より早めの9時半ごろにチェックアウト。中央駅にあるULの窓口で、バスチケットを現金で購入。スウェーデンはキャッシュレス先進国で、ほとんど現金は使えないと思って来たのだけれど、案外まだ使えるところが多かったです。ただATMの数はどんどん減ってるらしいので、「カードなんて無理！どうしても現金払いじゃなくてはイヤだ！」という人は、現地で引き出せない可能性が高いので、空港で十分に換金した方が良いと思います。
10:32発のバスでArlanda空港へ向かいました。HFMCの”All Those Faces”でしんみり泣いたよね・・・この曲の歌詞を読むと、私はHasseを抱きしめたくなるんです。エネルギーをもらっているのはこっちの方だよ、ありがとうって。（照れ）
Alranda空港、第2ターミナルで下車。FinnAirのカウンターが見つからず、機械でセルフチェックインをしたものの、荷物を預ける場所が分からなくてちょっと迷いました。行きのフライトでは荷物の配分で四苦八苦しました。帰りフライトも接続時間は短かったのですが、「もう帰るだけだし、荷物は遅れてきてもいいや」と開き直り、キャリーバッグは預けることにしたのです。空港の係員にFinnAirのカウンターの場所を尋ねると、私は全然見当違いの方向をウロウロしていることがわかりました。FinnAir、隔離されている・・・早めに来てよかったなぁ。バスを降りたらとりあえず右に行け。
セキュリティチェックを通り、搭乗ゲート近くのイタリアン・レストランLavazza Espressionで昼食。久しぶりにフレッシュな野菜を食べられました。私の正面にいる青年が、ナイフとフォークでパスタを不自由そうに口に運んでいるのを見て、「そうじゃない、パスタをナイフで短く切ってフォークですくって食べるんだ」と言いたくなりましたが、どう説明したらいいのか分からないので、念だけ送っておきました。*1
14:05発Helsinki Vantaa空港行き。この時の座席が非常口のすぐ横でした。眼鏡で三つ編み、制服だけど靴はブーツという、あまり見たことのないような出で立ち（個人的には好き）の若いCAが、「英語分かりますか？非常時には避難の手伝いをしてもらいます。」と忠告してきました。「まぁ大丈夫だろう、そんな事態は起きなきゃいいけど」と思いながら「yes」と答えました。幸い何事もなくHelsinkiまで到着しましたが、この席は前が広くて開放感があって良かったです。
さてVantaa空港。乗り換えの時間がないので、往路同様に空港を走り抜けました。幸い荷物が少ないことと、出国審査が簡略化されていたので*2 、意外と余裕を持って搭乗ゲートにたどり着けました。そして、早めのチェックインが良かったのか、席がエコノミーコンフォートに格上げされていました。マリメッコのアメニティグッズ付きでラッキー！
帰りの飛行機では音楽を聴きながら日記を書くか、食事の時間以外は、パズルをするか、ウトウトと時間を過ごしていました。帰ったら日本は朝なので、寝るのが得策です。
成田には朝の10時頃到着しました。キャリーバッグは届いていました！FinnAir優秀！使わなかったクローナ紙幣を換金し、キャリーをガコガコ引きずって、一路マッサージ店Raffineへ。上半身中心にもみほぐしてもらいましたが、背中を押してもらった時に「パキッパキッ」と大きく2回鳴ったので、担当者に「相当凝ってますね・・・2回は初めてです」と言われてしまいました。笑うしかありませんでした(^^;)。重いカバンをしょって、カートを引っ張って全力で走ったのが、旅の間ずっと影響していたようです。次の遠征は乗り継ぎ時間を気をつけるぞ。
次？次もあるの？
今回、乗り継ぎや荷物、Decoチョコなど雑多なことで頭がいっぱいで、ライブや音楽の方まで正直気が回らず、「あぁなんでこんなに気分が乗らないんだろう。もう遠征は最後かなぁ・・・」とぼんやり考えてました。それもあって、やりたいことは全部やろうと思い、「Vimusに行きたい」という図々しいお願いもしました。予想外にセムラを食べることもできたので、もう満足・・・
なわけないよねー（笑）
正直不本意な出来ながら、「やっぱりHFMCのライブを見るのは楽しいな」と実感できたのは勿論、長い間達成できていないことが一つあるからです。
今度こそしぶの休暇とぶつかりませんように・・・。
