【2015年欧州旅行】今回のフライトと空港

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CDG空港、Kゲート棟の端っこにある変な椅子

 空港とフライトについてざっくりまとめます。

【7月10日】

 行きはAir Franceで羽田-パリ経由-バルセロナでした。羽田空港国際線が初めてなら、Air Franceも初めて。自宅からは成田も羽田もかかる時間は大して変わらないのですが、モノレールを降りたらすぐ空港というのは楽ですね。早朝便だったので、飲食店は殆ど開いてなかったです。

 Air Franceはまずご飯がおいしくて、そしてご飯がおいしくて、さらにおやつもおいしかったです。フランスの底力を感じました(^^;)。サービスは、基本放置でした。「用意しておくから、自分が好きなときに飲み食いしてね」という風に、飲食物が置かれたコーナーがあり、CAが「Tea? Tea?」みたいに歩き回ることが少なかったので、飛行機内が静かだったように感じました。

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ナイスなAir Franceの機内食機内食独特の風味がなく、普通においしい。

 あと、音楽プログラムがめちゃくちゃ充実してました。まさか飛行機の中でFaith No MoreやScorpionsの新譜を聴いて、Gojilaを予習できるとは思わなかったよ…。

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Septicfleshがあってぶっ飛んだ。Pufumeや浜崎あゆみ、BABYMETALなんてのも。

 あと、私には珍しく映画を見ました。アメリカの作家トルーマン・カポーティを扱った「カポーティ」です。日本語字幕はなかったのですが、元ネタの本を読んでいたので、なんとか見通せました。

filmarks.com

カポーティは「冷血」という、あるアメリカの一家惨殺事件を取材した本を書きました。映画では、彼がその本を書き始めるところから、犯人達が処刑され、彼自身も心がすさんでいく様を描いています。実際、彼は「冷血」を書き上げた後はまともに小説が書けなくなったそうです。
 カポーティが書き上げた「冷血」は、異常心理犯罪に興味を持つ人には興味深いと思うし、読み物としても素晴らしい本です。「マーダー・ケースブック」を集めていた人は読もう。

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かっこいい空港

 シャルル・ド・ゴール(CDG)空港(機内での英語アナウンスでは「チャールズ・ド・ゴール」と呼んでいた)は、ばかでかい施設ゆえ、空港内でもモノレールを使いました。説明は最低限な感じですが、一応迷わずゲートまでたどり着けました。入国審査は緩かったです(^^;)。
ゲートとゲートをつなぐ通路はトンネルのように薄暗く(自然光は入るので、陰気な感じではありません)、ゲートが集まる建物は開放感溢れる空間でした。鳥も飛んでました(笑)。

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バルセロナエル・プラット空港
上からカタルーニャ語/英語/スペイン語

 バルセロナエル・プラット空港も案外広くて、荷物の引き取り場所がわからず、ちょっと戸惑いました。「パリ経由バルセロナ」ということで、荷物の紛失を結構シリアスに構えていましたが、その辺のトラブルなく、ほっとしました。(出発直前に、CDG空港で荷物をなくされた話を読んでしまったもので(汗))。スペイン語は一切わからなかったので、市内へ行くバスがどこからどういう形で出るのか、というのも把握できずに、なんとなく外に出たら、そこがバスターミナルでした(^^;)。少しは勉強した方が良いですね。


【7月20日

 バルセロナからパリ経由-ロンドン入りしました。CDG空港、パリ-ロンドン便を待っていたKゲートが集まる建物の両端には、変わった形の椅子が並べられており、利用客がだらーんとリラックスしていました。眺めも良いんだけれど、ちょっと太陽がまぶしかったわ(^^;)。この日、しぶはMagma Tシャツを着ていたのですが、飛行機に乗る際、CAと操縦士(主か副かはわからない)が「Oh! Magma~!」と反応したのはびっくり大笑い!フライト中、軽食も配っている時もCAがしぶを「You’re Mr. Magma!」とか呼んでるし、面白すぎる(^^;)。おかげで、このフライトは楽しく過ごせました。

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Mr. Magma

 ヒースロー空港については語るまい…。ただ、入国審査で、何にも聞かれずに通れたのは何だったんだろう、とは思う。


【7月27日】

 帰りはロンドン・シティ空港からKLMでアムステルダム経由-成田でした。行きと帰りが違う航空会社というのは初めて、ロンドン・シティ空港もKLMも初めて。フライトに関しては初めてづくしだったんですねー。KLMも楽しみにしていましたが、Air Franceがナイスすぎました…。

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ちょっと懐かしい感じのスキポール空港

 スキポール空港は、CDG空港ほど大きくはありませんが、それなりに広かったです。ただ、建物一つで完結しているのでわかりやすい。お土産屋さんの商品は、木靴、風車、ミッフィー、そしてチーズに集約されている感じでした。日本じゃないけど、「昭和」な雰囲気が漂ってました。

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謎カツ丼

 KLM東京便では、夕食に不思議なカツ丼が出てきました。材料はあってるんだけど、なんか違う(^^;)。さすがにチーズはおいしかったです。機内食についてくる水が、カップのふたをベロンとはがして飲むタイプではなく、小さいペットボトルだったのは便利でした。音楽や映画は、興味を惹くものはなかったです。CAの雰囲気はAir Franceより砕けた感じで、サービスが悪いとは思いませんでしたが、レベルはFinnairと同じくらいかなぁ。

 7月の旅行について、これが最後です。読んでいただきありがとうございました。

(書き上げた日:2015年10月14日)
(加筆修正:2021年2月10日)