【2012】ぬむるす瑞典縦断記 10日目(1)

6月9日(土)晴れ

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 7時起床。3時間くらいしか寝ていない。窓の外は憎たらしいほど晴れていた。一方、セキと鼻水が止まらない私。もう風邪薬は全部飲んでしまった。

 朝食をささっと食べてチェックアウト。切符を買うために少し早めに駅へ向かった。すんなりと切符は買えたのだけど、今までの券売機と違って、しっかりした紙の乗車券は出てこない。本当に普通のレシートのみだ。本当に大丈夫なのかな、これで?(<大丈夫だった)

 私たちが乗った列車は当初、そのままデンマークまで走ってくれるような表示だったが、途中アナウンスが入った。何かの都合でMalmöで乗り換えなければいけなくなったようだ。一旦列車を降り、Copenhagen行きの電車が待っているホームへ行った。週末のせいか激混みだ。近くで男性4人が朝からビールを飲みながら、大声で話しているのが非常にうるさい。途中、人混みの隙間からエーレ海峡に立ち並ぶ発電風車が見えた。

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途中の風景。牧歌的。

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多分Lund。

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風車群。窓越しで頭越しに撮影したので、ちょっと分かりづらいですな

 Kastrup空港に到着した。私はここで降り、やよいさんはもう一つ先の駅、Copenhagenに寄る予定だったので、ここでお別れだ。今回も大変お世話になりました。彼女が居なかった、今回の旅の半分以上は成り立たなかった。それと、盛大にぶっ壊れて迷惑をかけなくてよかった…そんなことはないか(^^;)。またいつかよろしくお願いします(<え?)。

 ここからが大変だった。Kastrup空港はSASハブ空港なので、FinnAirは冷遇されているようだった。駅から近いTerminal 1を抜けてTerminal 2に行ったが、カウンター自体がない(汗)。チェックインできないじゃないか。自動チェックイン機もトライしたが、最後の、パスポートを読み込む場面でエラーしか出てなくて困ってしまった。しかたなくもう一度カウンターを探すと、今度は開いていたが激混みだった。出発予定時間1時間切っているんだけど…。そのうち別のカウンターが開いて、手招きしていたので、そっちに移って無事チェックインできた。はぁ、これで一応飛行機に置いていかれることはないな…。しかし早足で手荷物検査に行くと、こちらも激込み。しかも列がグチャグチャで、どこがどの検査台に並んでいるか分からないし、割り込みし放題。イギリスだってこんな酷くなかったぞ、おい。隣にいたカップルに嫌がられたが、何とか自分の身体を押し込んで場所を死守。搭乗時間5分前に検査を通過した。

 チェックインが済んでいるんだから大丈夫だと思ったけど、走らずにはいられなかった。お土産なんか見てる時間は一秒もない。ただでさえ風邪気味で咳が出ているのと、体力が低下している身体で走ったので、ゲートに着いた時は、何事かと不審がられるような荒い息でへたり込み、そのあと息を整えるのも大変だった。その10分くらい後で搭乗が始まったので、走る必要まではなかったけど、急ぐ必要はあったんだなと思った。さすがFlight 666。

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Flight 666

 Copenhagen-Helsinkiの飛行時間は1時間半くらい。Stockholmより遠いんだね。

 Helsinkiでは、出国審査で足止めを食らった。前の前にいる家族がもめている。Copenhagenの時ほど時間が逼迫していないけれど、乗り換え時間は1時間ちょっと。勘弁して欲しいなぁ…。そのうち円満解決したようで、彼らは笑顔で通過。その後は私もすんなり通過。日本へ向かうフライトのゲートにはもう3回も来てるけど、来るたびに店舗が増えている。前はコンビニなんかなかったなぁ。ユーロを持っていないので、カードで水を買った。日本人的にはとっても変な感じ。

 17:15、予定通りテイクオフ。さようなら北欧。これが最後の飛行機だと思うと、かなりホッとした。今度来る時はFinnAirとCopenhagenの組み合わせはやめようと誓った(^^;)。

続きます。