【2012】ぬむるす瑞典縦断記 7日目(1)

6月6日(水・祝日)晴れ/天気雨

 8時頃起床。ウダウダ準備をして、9時頃朝食に降りた。「編み物初心者にお勧めなのはマフラーか否か」論議が白熱。私は賛成派なんですけど(^^;)、その人の性格にもよるかなー(笑)。部屋に戻って外出の準備をしてから、10時頃に再び下に降りた。あら、レセプション横にパソコンがあるではないですか。2台空いていたので、二人で早速ネットサーフィン。UmeåのBさん宅で、ちょっとFacebookをいじらせてもらったけど、ちゃんと見るのは久しぶりだ。さっそくFさんによる、HFMCの美麗なライブフォトがアップされていた。いいなぁ、うまいなぁ。ネットでようやくSRFの開催地Sölvesborgの天気をチェックできたが、雨だって…_| ̄|○。今回、ライブが雨にたたられてるなぁ、誰か雨男(女)なのか?

 今日はトラムでDjurgården島へ行くことにした。地下鉄でÖstermalmstorgへ行って、Nybroviken湾(小さな入り江だけど)に向かって歩いていくと、広場があって、そこからDjurgården島行きのトラムが出ている。バスとはまた違うのんびり感があって良いね。Nordiska Museet(北方民族美術館)前で下車。ここも後で見に来るけど、まずは海側のヴァーサ号博物館へ。街中ではあまり見なかった日本人観光客も多い。正統派観光スポットに来た感じだ。大人しく行列に並んで、ようやく中にはいると、

 

f:id:momodisson:20190510042527j:plain

どんっ

 うは!これはすごい!!構造上の欠陥により進水、そしてすぐ沈没した幻の戦船Vasa号は、発掘されてから25年を経て、この博物館に収められた。躯体の98パーセントはオリジナルを使っているんだとか。それにしてもすごい迫力。予想外の精緻な装飾。これは絶対お薦めしたくなるなぁ。

 私たちは夕方6時、昨日行ったClas Ohlson前で落ち合うことにして、一旦解散。こういう施設は一人で見た方が楽~というのはお互い同じなのだった。

 半日掛けて回りたいくらい、面白い展示が揃っている博物館だけど、わたしはひっそり、電車に乗って別の場所へ行く野望を持っていたので、駆け足で全館を回って、泣く泣くここを去った。また見に来るからなー!

f:id:momodisson:20190510042528j:plain

船内の生活の様子(予想)を、人形で展示している

Vasa Museumの他のPhoto(fotolifeが開きます)

 外のホットドックスタンドでコーヒーとホットドック(kolv och bröd)を胃に入れて、先ほどの北方民俗博物館へ。外見はちょっとLondonの自然史博物館を思い起こさせる。ここもいろいろ興味深い展示が目白押し。ラップ人や移民との複雑な関係や歴史の展示もあった。個人的に感心したのが、19世紀末から現代までの、一般家庭のインテリアを紹介しているスペース。これまたオサレなんですが、私は50年代のテイストが好きだな。間取りも一緒に展示しているところがとてもいい。

f:id:momodisson:20190510042529j:plain

北方民族美術館の正面入り口

 多分1時間くらいで全館を見て、少々息を切らしながらミュージアムショップを見に来たら、やよいさんがいた。彼女はヴァーサ号博物館から来たばかりで、これからお昼を食べるところらしい。私はここでJohn Bauerの本を見つけて、非常に悩んだのだけれど、結局絵はがき数枚だけ購入した。「ではまた夕方に!」と、やよいさんと別れて、博物館を後にした。

 トラムに飛び乗ってCarlsplats駅に到着、そこから地下鉄に乗り換えて中央駅へ。

f:id:momodisson:20190510042530j:plain

どこへ行くのでしょう?

 続きます。