【2015年欧州旅行】(前振り)

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ラバル地区の主、ボテロのネコ(El Gato de BOTERO)

 2015年の7月10日から27日まで、ライブを観にスペインとイギリスへ行きました。「Be Prog! My Friens」「Ramblin' Man Fair」のフェス2つ、GojiraとCamelのライブ2つという、「アホか君ら?」と言われるような音楽バカ旅行でした。スペインは私もしぶも初めて行く国で、ワタクシももが長年観たいと憧れていた、稀代の建築家ガウディが生きた街、バルセロナです。彼の設計した建築や公園があちこちにあります。ライブの合間を縫って、代表作4か所(カサ・バトリョカサ・ミラサグラダ・ファミリア聖堂、グエル公園)を見学しました。バルセロナは世界有数の観光地であり、ネット上に日本語の情報がたくさん出てきますが、個人的備忘録もかねて、ここにいくつかの情報を書きます(これを書いているのは2021年の2月)。


【ガウディの建築が見たい】

・どこに行くにもネット予約必須!
 特に人気の高いサグラダ・ファミリアと、建物自体が狭いカサ・バトリョは、事前にネット予約推奨です。例えば「サグラダファミリア 予約」というようなキーワードでググれば、日本語のガイドがごそっと出てきます。

urtrip.jp

・塔にも登ってみよう。
 サグラダ・ファミリア教会の鐘楼をエレベーターで一気に上って、階段で降りるコースがあります。塔に登りたければ、エレベーターのチケット付きの入場券を予約しましょう。エレベーター付きじゃないチケットもあって、そちらはちょっと安くなります。以前は受難のファザード(西側)はエレベーターでも降りられたと思ったのですが、今は東側の生誕のファサードと同じ、階段で降りないといけないようです。

グエル公園には無料エリアがある。
 私たちはバスを利用して、メイン・エントランスではなく裏の方から入りました。ゲートにチケット売り場はあったのですが、朝も割と早い時間だったため誰も居なくて、中に入れてしまいました(^^;)。しばらく歩いて有料エリアに着くと、そこでチケットチェックがありました。メインエリアや、かのトカゲさんが見たければ、結局チケットを買わないといけないのですが、無料エリアでもガウディの有機的なデザインを楽しめる要素が結構ありました。近所に住んでいたら、朝の散歩にもってこいだなーと思いました。

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無料エリアもグネグネです

amazing-trip.xyz

【ツーリストバスがなかなかお勧め】
 私たちが利用したのは、下のリンク先にある「赤コース」と「青コース」でした。バルセロナの名所を一通り回ってくれます。気になる場所や建物があったらそこで降りて、見学してからまたツーリストバスに乗ることも可能です。私たちはスペイン広場から「赤コース」のバスに乗り、カサ・バトリョで途中下車、見学してから、「青ルート」のバスに乗って、スペイン広場まで戻りました。 Diagonal - Les Corts Stopでいったん降りてから(多分喉が渇いて死にそうだったんだと思う)、路線バスで、宿泊していたホテル近くのスペイン広場へ戻りました(記憶曖昧)。
 私たちが行った時は夏でしたが、走っている間、オープンデッキは案外涼しかったです。下の階はちゃんとクーラーが効いていますので、日焼けしたくない人・体力に自信がない人はそちらを利用しましょう。

kamimura.com

【バス・電車を利用するなら】
 回数券がお得です。私たちは10回分の回数券を買ったかな。今はいろいろ種類があるようです。

otraspain.com

 

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ボテロのネコの近くにあったバル。たっぷり。

 上の写真のレストラン。

www.tripadvisor.jp

【喉が渇いた・・・】
 有名な観光スポットの周辺の飲食店は、あからさまに高いです。通りを2、3本離れてみてください。多分価格が違います(笑)。これはサグラダ・ファミリア見学をした時に、実際に体験しました。

【意外と苦労する飲み物】
 コーヒー!夏に観光したせいかもしれませんが、冷蔵庫に無料の水が常備されていたものの、お茶類がなかったのです。日本のように「その辺のコンビニで」という訳にもいきません。もちろんカフェはありますが、混んでいるお店では、注文の順番などまったく無視、結構な争奪戦になりました。ボッタクリのお店もあるので注意。自分が注文した物以外の飲み物が出てきたら断固拒否してください!「コーヒー飲まないと死んじゃう族」でなければ、素直にフレッシュジュースを楽しむのがいいと思います。おいしかったです。

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Petit Pot, Carrer del Bruc

 私たちはスペインからイギリスに移動しましたが、英国に行くとまったく逆で、湯沸かしポット・コーヒー・紅茶はあるけれど、水は自分で買っていました。

【海外旅行では当たり前ですが】
 バルセロナは置き引き、スリ、ひったくりなどの犯罪が多いという話です。荷物を椅子に置いたままトイレに行くとか、写真を撮るのに夢中になって、バッグを放っておいたりすれば、たちまちなくなってしまうでしょう。パスポートのコピーを持って行きましょう。本物はホテル(最低でも3つ星以上)のセイフティボックスに入れて、コピーを持ち歩くことを推奨されました。これは、ツーリストバスの日本語ガイドでも同じアドバイスをされました。(国によっては、本物じゃないと認めてくれないところもあります。アメリカはダメ。)この時私は、キャリーバッグに数字錠をつけ、ホテルに置いていく時も、ワイヤーを使ってバッグをベッドに固定しました。万一パスポートをなくした時に使う写真、戸籍抄本を持って行きましたが、こちらは幸い使わずに済みました。

www.compathy.net

 こんなところかな。まったりと更新していきます〜。

(修正:2021年2月10日)

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