【2012】ぬむるす瑞典縦断記 3日目(3)

 2回の公演を観て、ちょっと気になったのはテンポ。前回「FuturePast」の時のライブでは、時々演奏が走ってしまう場面があった。今回、特にUmeå公演では、テンポをキープしようと気を遣っていたのがわかったんだけど、逆に堅苦しさを感じる時があった。ちょっとぐらい走っても良いんじゃないか、ロックだしー(笑)。

 終演後、Spellboundのファンサイトを通じて知り合った人に挨拶したり、バンドが撤収するのを眺めたり、Katalinでもらった特大ポスターに、メンバー達にサインを書いてもらったりして、グダグダしているウチに夜中の1時を過ぎていた。

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夜中でもうっすら明るい。気温は一桁。

 さすがに暗いけれど、真っ暗ではない。日本だと夏の夜7時というところか。雨さえなければもっと明るかったのかもしれない。とはいえ、気温は下がっていたので、地下から持ってきた楽器をヴァンに積む係のThomssonが、派手にくしゃみをしていた。ステージであんなにお腹出してるからだよ。Anton君みたいに、ちゃんとアンダーシャツ着ないとね~、とかやよいさんと馬鹿話をして盛り上がった。その横では、Kjellが"Venice CA"を""Vännäs California~♪"と歌詞を替えて歌っていた(笑)*1

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お腹は大事です

 Facebookにアップされていた、HFMCのアメリカでのライブやオフの写真を見ると、男子学生の団体のノリそのままでバンドをやっている感じだった。今目の前で動いている人達のノリもまさにそんな感じ。わきで見ているだけでオカシイ。ちなみにAnton、Thomsson、KjellはiPhone中毒のようだ。

 バンドの撤収がおわって、私たちは関係者の車で、ホテルまで送ってもらった。歩けない距離じゃないのだけれど…何だか至れり尽くせりな状態で、ただ流されているだけの私であった。

  私は寝る前にシャワーを浴びないと落ち着かないタチなのだ。夜もかなり遅かったが、やよいさんにドライヤーを貸してもらって、シャワーを浴びに行った(共用シャワーのみ)。このホテルのトイレやシャワー室は感知器で照明がon/offするようになっていた。それはいいのだが、シャワーを浴びている間に消えるのはやめて欲しい(T_T)。

6月3日へ。

*1:Kjellが"Venice CA"を"Vännäs California~♪"と…。
 Umeåがあるこの辺りはVästerbotten地方と呼ばれている。同地方にVännäsという街もある(Umeåの西に30kmほど)。Kjell曰く「Stockholm駅で『Venice行きの切符をくれ』と言ったらVännäs行きの切符だった」だそうで…(与太話だと思うw)。Veniceと語幹が似てると言えば似てる。