【2010】ぬむるすウプサラ放浪記  3日目(1)

10月27日(水)晴れのち雨、のち小雨

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Uppsala大聖堂

 やはり4時半くらいに一度起きてしまう。今度は時計をちゃんと確認してから寝直した。8時前に起床。鏡を見て、肌の乾燥のヒドさに驚く。特に口と鼻の周りがガサガサに粉を吹いてしまっている。日本で使っている保湿ジェルではダメなのか?またスーパーへ行って、地元民が使っているような保湿クリームを使った方が良いのかもしれない。朝食は、昨日買ってきたサンドウィッチとカップスープ。サンドの中にレタスとトマトとキュウリが入ってた。久々に野菜食べたよ(^^;)。

 今日はライブ当日だけれど、20時からと遅いので、午前中はまた観光に出ようと決めた。まだ行ったことのないUppland博物館へ行ってみたけど、開館が12:00だというのんびりさだったので、次のUppsala大学の講堂へ向かった。

 大学講堂と言うから、若い学生がわさわさ居るのかと思ったら、年配の人達が多いし、しかもちょっと様子がおかしい。何かの会議が開催されているみたいだぞ。講堂前のロビーでは、各グループがテーブルにパンフレットや本を展示していたりして…もしかしたら入ってはいけなかったのか・・・?でも誰も私に注意してくる様子もなく、他にも観光客らしい人達が居たので、淡々と観光する。大学といっても、お城みたいな豪華なインテリアだった。きっと昔の大学とか学者の地位って、今とは比べものにならないくらい高かったんだろうな。「国の宝」みたいな。窓の外に大聖堂が見えるのでパチリ。講堂の正面入口は閉められていたが、上から中の様子を覗くことができた。どうやら教会関係の会議が開かれていたようだ。会場のみんなが聖歌を歌っていた。写真をこそっと撮って、早々に退散。あ、この講堂の地下にはカフェがあって、水曜日のランチメニューは、日本の照り焼きチキンが出されているらしい。(2010.10時点)

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北欧最古の大学、Uppsala大学

 講堂の裏手の道路に出た。すると、左手の方にUppsala城が見えたので、素直にそれを目指してみた。ここは6年前にやよいさんと来たことがあるけど、逆側の道から登ってきたんだった。天気がよいのでとても気持ちが良いが、半端じゃない傾斜に息が切れてきた。ほとんど山登りだ。お城の中にあるUppsala美術館も正午からの開館だったので、しょんぼりと物見台の方へ向かった。ムクムクなイヌと子供がはしゃいでいている。かわいいな。ここは大聖堂の写真を撮る絶好のポイントだ。

 それから、お城の裏手にある植物園に降りてみた。上(お城)から見ると、幾何学的な庭園が美しいが、降りてみると、枯れてしまっている植物が多く、何だか寂しい雰囲気。きっと春か夏に来たら、美しい庭園が楽しめたんだろうなぁ。とりあえず、奥の建物を目指してみる。意外と遠い・・・辿り着いても扉は閉まってるし(涙)。横に回ってみたら、温室への入口が見つかった。入ると少し暖かく、湿気を感じた。石造りのホールの中に、世界各地から集められた樹木が大きい鉢に植えられて、所狭しと並んでいた。何だかシュールだ。その奥へ行くとサボテンの部屋があり、ここはガラス張りの温室で、更に室温が高くなっていた。スタッフがのんびり水をやっていた以外、人影はなし。うーん・・・シーズンじゃないんだろうな(^^;)。5分ほど見て退散。植物園から車が通る道路に出るまでの間、誰もいなかったので"Love Supreme"を歌いながら歩いてみた。いえ、なんとなく。

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350年以上の歴史を持つ植物園、らしい。何だろうこのポカーンって感じ

 昨日入ったスーパーへ行き、保湿クリームと食材を買ってからホテルに帰った。冷凍のブロッコリー・スープは、解凍するのに時間がかかったけど、味はなかなか良かった。野菜をゴリゴリ食べれたのが嬉しかった。

10月27日の写真fotolifeへ移動します)

 ライブへ行く前に、またネットをチェック。Facebookを見てみると、Sigtunabygden(地方新聞)にHasseのインタビューが掲載されていると書かれていた。ちょっとだけその新聞を見て、「なんでPlanet Marshとライブやったときの写真使ってるんだろう?」と思いつつ、他のページに移動。先日(10/23)、UmeåでもHFMCはライブをやったのだけれど、その時のオーガナイザーさんが、私のMySpaceに「楽しんでね!」メールをくれた。どもども、わざわざありがとうございます(^_^;)。

 続きます。